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COKE事件(文字と意匠の関係)

【判示事項】
意匠に係る物品を包装用缶とする本願意匠と同じく包装用缶とする引用意匠との間で類否判断をするための要素、特に缶の外周面に表わされる文字との関係について判示した。

【判決要旨】
(1)原告が主張する相違点のうち、①文字の有無の相違、②直径と高さの割合の相違、③色彩の相違、は、下記理由により意匠の類比判断の要素として採り上げるべきではない。
①について
意匠中に文字が存在する場合、その文字が模様と認められる場合を除き、文字は意匠の構成要素と認めることができない。
これを引用意匠についてみると、Coca-Colaの文字とCOKEの文字が表わされており、前者はかなり図案化されているが、いずれも英文字を読むための普通の配列方法で配列され」、看者が読み取れるものであるから、前記文字が模様に変化して文字本来の機能を失っているとはいえない。
よって、当該文字部分は、意匠の構成要素である模様とは認められないので、意匠の類否判断の要素として採り上げるべきものではない。
②について
直径と高さの割合の相違が主として缶の容量差に起因するものであり、同じ態様のもののシリーズとして段階的に品揃えすることが包装業界の常識である点について原告は争わない。よって、直径と高さの割合の相違は両意匠の類否判断の要素として採り上げるに足りない。
③について
包装業界では色替わりのもの及び大小のケースが用意されていることは常識とされており、色彩そのものに意匠の類否判断の対象となるほどの創作性は、認められない。
包装用缶を意匠に係る物品とする本願意匠においては、色彩の相違は類否判断の要素として採り上げるに足りない。
(2)本願意匠と引用意匠は看者に与える美感が異なり、非類似の意匠であるとする原告の主張を退け、裁判所は、看者の最も注意をひくところは上下端の玉縁間の容体の高さ一杯に、ゆるやかな曲線で構成された波形の模様を縦に明調子で表した点にあるとし、両意匠とも酷似するものであって美感を共通にすると判断した。

【判決日】平成2年3月7日 
【裁判所】東京高裁
【事件番号】平成元年(行ケ)第129号
【判決要約担当者】弁理士 西山 泰生
【判決全文URL】
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0010?action_id=first&hanreiSrchKbn=01

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