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ビルスキ事件の米国連邦最高裁判所におけるOral Argument

特許業務法人 原謙三国際特許事務所
平成21年11月16日
(文責:新 井)

1.はじめに
ビルスキ事件において、下級審であるCAFCは、特定の機械と結びついた方法、又は物質を異なる状態に変質させる方法でなければ、特許の対象となる発明ではない旨の判決を下していました。これを不服とし、原告(バーナード・ビルスキ氏とランド・ウォルソー氏)は、米国最高裁判所に裁量上訴していました。

2.Oral Argumentの概要
2009年11月9日に、上記ビルスキ事件に関し、Oral Argument が行われました。そのトランスクリプト*1 によれば、たとえば以下に示すように、米国連邦最高裁判所の判事の大半は、抽象的なビジネス関連発明が特許の対象となる発明であることに同意していないようです*2 。

 ロバーツ連邦最高裁判所長官:天候リスクの回避は、何世紀にもわたって行われてきた古典的な商品取引のリスクヘッジ手法にすぎない。

 ギンズバーグ連邦最高裁判所判事:今回の公判は「本件は、思い切った判決が下されることなく終結する可能性がある。

来年7月までに、連邦最高裁判所の判決が下される予定です。


以 上


*1 LINK: http://271patent.blogspot.com/2009/11/if-youre-not-confused-youre-not-paying.html
*2 LINK: http://www.supremecourtus.gov/oral_arguments/argument_transcripts/08-964.pdf

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