社会貢献活動

社会貢献の基本精神

私達のほんとうの幸福は、他人から与えられる時ではなく、他人に与える時にもたらされる、と言われています。
『他人から与えられる時』 は、私達はその受ける量に左右され、僅かでも少なければ直ぐに不満を覚え自身の不幸を嘆きます。
しかし、『他人に与える時』 には、私達は自身が恥ずかしいと思えるほどの少しの量であっても、心は大きく満たされます。即ち、他人に与えると、自身の不満は急速に減じるとともに、心は大きく豊かになり、幸福感を味わうことができます。

よって、私達の幸福は、『与えられるよりは、与えるほうが、遥かに大きくかつ豊かに得られるものである。』 と私達は信じています。
また、『社会貢献は一時的な活動で終止するのではなく、量よりもその継続性が重要である。』 と信じています。


『人間の価値』とは

その人が得たもので評価されるのではなく、<学歴、毛並み、家柄、出自、お金持ち、資産、知名度、等々>

その人が与えたもので評価される。<人が世に与えたこと、世に貢献したこと、サービス精神と奉仕の心に満ちた人、等々>

(アルベルト・アインシュタイン)


社会貢献の活動態様

社会貢献の活動態様には、多種多様なものがあります。
私達に実行できる社会貢献についてほんの少しの例示をしますと、以下の活動態様が考えられます。

(ⅰ)企業の本来的使命として、企業においては、雇用の確保、拡大、又は雇用の新たな創出を図ることにより、できるだけ多くの従業者の生活基盤を支え、経済社会の安定と、企業の発展及び健全経営とによって、全従業者の生活の向上を追求し、物心両面での幸福に寄与すること。

(ⅱ)企業及び従業者が税金を納付することにより、その利益を社会に還元すること。

(ⅲ)国際社会又は地域社会に積極的に参加して奉仕活動をすること。

(ⅳ)最新技術を生み出すことにより、高度な産業社会を創造して物質的貧困からの脱却を図ること。

(ⅴ)教育や知的創作活動等を通じて知的能力の向上に寄与することにより、精神的貧困からの脱却を図ること。

(ⅵ)経済的弱者に対する経済基盤の創出(例えば、学校等の教育施設の設立、生活基盤を支える産業の育成等。)に寄与することにより、貧困から決別すること。

(ⅶ)自然災害の被災者及び被災地に対して物心両面で支援することにつきましても、直接的かつ重要な社会貢献活動の一つと考えます。

地震、火山噴火、津波、或いは暴風雨(台風、ハリケーン、サイクロン等)などによる自然災害は、世界中のあらゆる国及び地域においていつでも発生する可能性があります。自然災害が一旦発生すると、被災地の社会基盤及び生活基盤を一挙に崩壊させるばかりでなく、尊い人命が瞬時に奪われて、とても表現できないような悲惨な状況に追い込まれ、多くの犠牲と甚大な被害をもたらします。そして、被災者の精神的苦痛は決して消えることはありません。

私達は、『一人は万人のために、万人は一人のために。』”One for all, and all for one.”の互助精神のもとで、この地球上で同じ時代に共生する者として、一人ひとりが、被災者及び被災地への早期救済および早期復興を願い、人類が一丸となって、共に助け合い、互いに支え合うことが重要であると認識しております。

そして、私どもにおきましても、国際社会に少しでも貢献できることがあれば、これらに積極的に取り組んで参りたいと念願しているところであり、大規模な自然災害に遭遇した被災者及び被災地に対しては、国際社会の一員として、寄付行為等による救済支援活動を通じて、ユニセフや赤十字社等を介して私達の社会的責務を果たしていく所存です。

 


ハイチの大規模地震災害

世界中のあらゆる国及び地域において、大規模な自然災害が発生する危険を含んでいます。

特に、2010年1月12日にM7.0という大規模地震の発生したハイチは、中南米の最貧国という事情も加わって、その被害は殊のほか深刻かつ重大です。 

今回の悲惨な震災を受けたハイチでは、首都機能が壊滅状態となり、まるで爆撃でも受けたかのように無数の建物が崩落して瓦礫の山と化し、遺体をのせたトラックが街中を頻繁に行き交い、多数の生き埋めになった人々が救出を待ち、日中の気温が30℃を超えるため遺体からは強い腐臭が漂い、死者は数十万人にも達すると推計されています。 

この地球上において同じ時代に共生している私達にとりまして、決して他人事ではなく、緊急の救出活動ばかりでなく、不足物資の救援活動、緊急資金援助、震災後の復興活動などが迅速に実行されることを願わずにはいられません。 

現在は深刻な世界同時不況に遭遇しているという経済的に困難な時代ではありますが、自然災害により生死の境界を彷徨うハイチの人々の苦難は、私達の経済的困窮とは比較にならないほど極めて深刻なものです。 

私達は、同時代に共生している友人として、一人ひとりにできる支援を見出して、被災者の人々が少しでも豊かな心を取り戻せるように可能な支援をして参りたいと念願しております。 

 


所員による社会貢献活動

当事務所に所属する所員が、このたび通算70回以上の献血活動に貢献した実績を称えられ、日本赤十字社からその功労に対して銀色有功章を受章しました。
また、当事務所に所属する所員が、通算100回以上の献血活動に貢献した実績を称えられ、日本赤十字社から金色有功章を受章しました。

当事務所では、2010年以降で行われた社会貢献活動の一環として、次のような慈善活動に取り組んでいます。
英国に本部のある”Charities Aid Foundation”の”World Giving Index”(世界寄付指数)によれば、2022年の寄付金総額で、日本は世界119ヶ国中の103位です。

定期的に行われる慈善活動


■『赤い羽根共同募金』
〔2013年10月/2014年10月/2015年10月/2016年10月/
2017年10月/2018年11月/2019年10月/2020年10月/
2021年10月/2022年11月/2023年11月〕
■『NHK海外たすけあい』(日本赤十字社)
〔2010年12月/2011年12月/2012年12月/2018年12月/
2022年12月/2023年12月〕
■『プラン・インターナショナル・ジャパン』
※ 1978年~2023年現在までの45年間にわたり、フォスター・ペアレント
(スポンサー)を継続。現在も慈善活動を継続中です。

プラン・インターナショナルの歴史
1937年 「スペインの子どものためのフォスター・ペアレンツ・プラン委員会」として創立。(スペイン内戦の戦災孤児を支援)
1940年代 「戦時下の子どものためのフォスター・ペアレンツ・プラン」へ改称。 欧州全土の子どもたちが支援対象。
1950年代 発展途上国に活動地域を移す。
「フォスター・ペアレンツ・プラン」へ改称。
1970年代 「フォスター・プラン」に改称して、アジア・アフリカ・中南米で活動。
2002年 組織名を「プラン」に改称。
支援者の呼称は「フォスター・ペアレント」から「スポンサー」に変更。
2016年 団体名称を「プラン・インターナショナル」に変更。

*子どもとともに地域開発を進める国際NGOです。
現在、世界で約111万人のスポンサー、約140万人のチャイルドと彼らを取り巻く地域の住民たちが活動しています。

 

 甚大な災害発生時に被災地へ支援のための義援金


(1) 海外
・台湾東部沖地震救援金(2024年4月)-日本赤十字社
・トルコ・シリア地震救援金(2023年2月)-日本赤十字社
・ウクライナ人道危機救援金募金(2022年3月)-日本赤十字社
・トンガ沖大規模噴火災害義援金(2022年2月)-日本トンガ友好協会
・ネパール地震救援金(2015年5月)-日本赤十字社
・フィリピン台風緊急援助募金(2013年11月)-国境なき医師団
・チリ大地震救援金(2010年3月)-日本赤十字社
・ハイチ地震緊急募金(2010年1月)-日本ユニセフ協会


(2) 国内
・令和6年能登半島地震災害義援金(2024年1月)-日本赤十字社
・日本赤十字社活動資金援助(2021年6月)
・令和元年台風第15号千葉県災害救済募金(2019年10月)-日本赤十字社
・日本赤十字社活動資金援助(2019年5月)
・北海道胆振東部地震救済募金(2018年10月)-日本赤十字社
・西日本豪雨災害義援金(2018年7月)-日本赤十字社
・熊本地震救済募金(2016年5月)-日本赤十字社
・広島市平和推進事業(2015年6月)-広島市
・広島土砂災害義援金(2014年9月)-中国新聞社会事業団
・桃・柿育英会 東日本震災遺児育英資金
(2011年10月~2020年3月の10年間)
・東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)救済募金(2011年3月)-日本
赤十字社

上記事務所の募金活動は、所員の皆様から寄せられた募金と、これと同額の事務所から拠出された寄付金とを合わせて、事務所から慈善活動として送金されたものです。 また、事務所とは別に、個人的な寄付活動につきましても継続して行っています。

その長年の慈善活動に対して、厚生労働大臣から「感謝状」、ならびに日本赤十字社から「表彰状」「金色有功章(勲章)」「銀色有功賞(盾記章)」を受けておりますので、ここに紹介させていただきます。

①表彰状  日本赤十字社(令和元年11月)

②銀色有功章(盾記章)  日本赤十字社(令和3年11月) 

③感謝状  厚生労働大臣(令和4年7月) 

④金色有功章(勲章)  日本赤十字社(令和4年3月) 

⑤金色有功章  勲章 

 

 

<関連ページ>
基本理念 日本の国運『40年周期説』 地震・津波 3.11 社会貢献活動 当所ロゴ≪シンボルマーク≫

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