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中国における、コンピュータプログラムに係る発明の保護について(著作権による保護)

2013年10月4日
特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
文責:中国弁理士 郭 蕊

1.はじめに

コンピュータプログラムを、発明特許権によって保護することができることに加えて、著作権および商業秘密によっても保護することができます。商業秘密については、名前のとおり、企業内部の技術秘密として保護するものであり、ここでは、その説明を省略します。以下により、著作権によるコンピュータプログラムの保護について、簡単に紹介します。




2.著作権による保護

簡潔に言えば、ソフトウェアのみに係るコンピュータプログラム、または、技術方案を構成しないコンピュータプログラムの場合には、著作権による保護を受けることができます。一方、ハードウェアおよびソフトウェア両方に係るコンピュータプログラムについては、著作権による保護を受けることができるとともに、当該プログラムが技術方案であれば、特許権の保護対象にもなります。

注意されたいのは、著作権は、プログラムを作品として保護する点です。すなわち、著作権は、当該プログラムが不正コピーされることなどから保護します。しかしながら、著作権は、プログラムの思想を保護しません。すなわち、例えば、当該プログラムの思想を参照して自分で創作したプログラムについては、当該プログラムの著作権侵害になりません。したがって、著作権のみによるプログラムの保護においては、その保護範囲はかなり限定されていると言えます。

さらに、中国においては、「著作権法」には、コンピュータプログラムが保護の対象であることしか規定されておらず、具体的な保護条文が記載されていません。コンピュータプログラムの具体的な保護条文は、「著作権法」とは別の「ソフトウェア保護条例」によって規定されています。よって、一部の学者の観点においては、コンピュータプログラムは、「著作権法」の保護範囲内にあるのではなく、「著作権法」とは別の「ソフトウェア保護条例」によって保護されていると解釈されています。また、「ソフトウェア保護条例」の内容を「著作権法」に記入すべきであるという意見もあります。

いずれにしても、中国の「ソフトウェア保護条例」にはまだ欠陥があり、現時点では、その保護範囲は、国際水準との間に依然として差が存在しています。しかし、改定および改良されつつあります。近い将来には、中国におけるコンピュータソフトウェアに対する保護がますます完備され、国際レベルに達すると信じます。

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