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上記トレードマークの背景地図は、1991年当時の特許登録件数を陸地の大きさと形状に擬態化して、地図状に表現したものです。

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レゴブロックの立体商標の取消

特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
平成22年2月17日
(文責:ドイツ支援室)

1.はじめに
日本でも人気のおもちゃのブロック「レゴ」(本社:デンマーク)のドイツにおける立体商標の取消が、2009年7月のドイツ連邦最高裁判所の判決により決定しました。レゴ社の基本のブロックは、直方体の上面に8個の突起がついており、下面および内部は別のブロックの突起がかみ合うような形状をしています。以下に、翻訳した判決文の要旨を記載します*1



2.判決文の要旨
『上側に特徴的な突起がついたレゴブロックは、1996年にドイツ特許商標庁より立体商標として登録された。しかし、レゴブロックは立体商標に当てはまらないと、多くの取消請求が提出されていた。
 ドイツ最高裁判所は、第1審(ドイツ連邦特許裁判所)の商標取消判決を支持し、レゴブロックは、ドイツ商標法第3条[2](2)に基づき、立体商標として登録することはできないと判決する。同条文は、「“技術的結果を得るために必要とされる形状”のみからなる標識は商標として保護することができない」と規定している。
 このおもちゃのブロックが立体商標として登録されるか否かは、上面の突起だけが問題となる。ブロックの基本形状である直方体は保護の対象ではない*2。上面の突起は技術的機能しか有しておらず、それ以外の技術的でない形状をレゴブロックは有していない。』

この最高裁の判決によって、ドイツでは、レゴブロックの形状に似たブロックの販売が合法となりました。



3.共同体商標
 現在、レゴブロックの共同体商標に関しても同様の訴訟が行われており、2010年春には、欧州最高裁判所の判決が下されることになっています。これに関して、2010年1月27日付けのドイツの報道 では、保護の対象にはならないという欧州最高裁判所の法務官Paolo Mengozzi氏の非公式の見解を紹介しています。


以 上

*1 Link: ドイツ連邦最高裁判所http://juris.bundesgerichtshof.de/cgi-bin/rechtsprechung/document.py?Gericht=bgh&Art=pm&Datum=2009-7&nr=48677&pos=3&anz=20
*2 ドイツ商標法の第3条[2](1):「“商品自体の性質に由来する形状”のみからなる標識は商標として保護することができない」に基づく。
*3 Link: http://www.welt.de/die-welt/wirtschaft/article5996111/Voraussichtlich-kein-Markenschutz-fuer-Legosteine.html

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