欧州特許庁における、2025年5月以降に実施された約150件の口頭手続について、人工知能(AI)を議事録の作成に利用するパイロットプロジェクトが行われました。
このパイロットプロジェクトでは、ビデオ会議ソフトウェア内で録音された音声について、AIツールを用いて書き起こしが行われました。
そして、書き起こしから別のAIツールを用いて作成された議事録のドラフトが、人手による校正を経て、正式な議事録として承認されました。
このパイロットプロジェクトについて、審査部門および異議部門からは、効率化により議論に集中するための時間が増えただけでなく、議事録の質にも顕著な改善が見られたことが報告されています。
議事録の作成におけるAIの活用は、2026年中に、審査部門および異議部門における全ての口頭手続に加えて、受理部門および法務部門で行われる手続にも拡大される予定です。


