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UKのSymbian判決に対する英国特許庁のAppealが棄却される

特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
平成20年11月04日
(文責:新 井)
(リンク先:http://www.dyoung.com/Publications/symbiandecisionappeal.htm

1.はじめに
本件英国特許出願は、審査過程において、コンピュータプログラムに係るものであるので、the UK Patents Act 1977のSection 1(2) に規定の法定特許主題ではないとの理由により拒絶されていました。
これを不服とし、出願人であるSymbian Ltdは、高等裁判所(High Court)に控訴しました。高等裁判所は、原告の訴えを認め、UKIPOが行った不特許事由に係る拒絶査定を覆しました。
これを不服とし、UKIPO(the UK Intellectual Property Office)は、英国上訴院(The Court of Appeal: 最高裁判所に相当)に上告しました。2008年の7月にヒアリングが行われ、年内に判決が下される見込みでした。

2.上訴院による判決
 英国上訴院は、の2008年10月8日付で、高等裁判所の判決に対してUKIPOが上告していたケースを棄却しました。

 本件特許出願は、コンピュータ装置における上記mapping dynamic link libraries (DLLs) に係り、これは、機能を格納する手段としては公知でした。本件特許出願は、DLLに更なる機能を互いに独立して追加するときに伴う困難を解決課題としていました。

クレームに記載の解決手段は、DLLを第1及び第2部分に分離し、第1部分は、有効に固定され、プログラムアプリケーションに直接リンクされる少なくとも一つのロケーションにおいて少なくとも一つの機能を含んでおり、第2部分(拡張部分)は、別のロケーションにおいて更なる機能の追加を可能にするものです。これらの機能は、プログラムアプリケーションに直接リンクされていないが、DLLの拡張部分の追加機能の順序を示すアドレスを保持する、更なるライブラリまたはインターフェースを介してのみアクセスされます。これらライブラリまたはインターフェースは、コンピュータプログラムであり、インターフェースの効果は、選択またはコールされ得るインタ-フェース中のロケーションを変更することなく、DLLの拡張部分の追加機能のロケーションが変更されることを可能とするものです。

 上訴院は、UK Courts およびthe EPO Boards of Appealの判決および審決に鑑み、本件に対し、「コンピュータ内(the two IBM Corp. cases)であろうと、コンピュータ外であろうと、通常、technical innovation(技術革新)は特許性を確実なものとするのに十分であり、これはVicom case及びthe two IBM Corp. casesと矛盾しない。」旨を判示しました(The full decision is published at http://www.bailii.org/ew/cases/EWCA/Civ/2008/1066.html


以 上


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