コラム

意匠の審査について:特許庁の審査基準/登録ガイド/改訂情報

意匠の審査について知的財産権の一つである意匠権は特許庁の審査によって、登録要件を満たしているか判断され認められることによってはじめて成立します。登録要件を満たしているか判断される基準はどのようになっているのでしょうか。意匠の登録要件は、特許や商標とは異なります。本ページでは、登録

意匠の創作非容易性について:登録要件を詳しく解説

意匠の創作非容易性について意匠登録制度は、意匠の保護及び利用を図ることにより、意匠の創作を奨励し、産業の発達に寄与することを目的にしています。その保護(意匠登録)の要件として、主に「工業上の利用可能性」「新規性」「創作非容易性」があげられます。新規性を有する意匠を登録の要件とする一方

意匠の公開と新規性喪失の例外、秘密意匠

意匠の公開と新規性喪失の例外、秘密意匠ポイント 原則、出願前に意匠を公開しない。 やむをえず出願前に意匠を公開する場合、新規性喪失の例外規定の適用の制度を利用して出願する。 登録後も一定期間意匠権の内容を公開せずに秘密にしておきたい場合は、秘密

地方自治体向け

はじめに本来、地方公共団体を表示する標章であって著名なものと同一又は類似の商標は、商標登録を受けることができません(商標法4条1項6号)。その理由は、一般人が地方公共団体を表示する標章について登録を受けることを認めてしまうと、その団体の権威が損なわれてしまうからです。他方

一般社団法人や事業協同組合向け

一定の団体が利用できる団体商標制度、地域団体商標制度とは? 通常の商標と異なり、一定の団体が権利の主体となる商標として、団体商標、および地域団体商標という制度があります。<団体商標制度>一般社団法人、事業協同組合等の団体は、その構成員(事業者)に使用させる商標

クール・ジャパン

海外商標出願の必要性日本の伝統文化や、先頃ユネスコの無形文化遺産に登録された和食、漫画・アニメ、ゲーム、J-POP等のデジタルコンテンツ、そしてファッションなど、様々な分野において世界での注目度が増している日本。そんな世界に誇るべき「日本ブランド」を「クールジャパン」として戦略的に海外展

出願国はどのように選択すべき?

外国出願は、日本出願に比べると費用も手間もかかるため、出願国は慎重に決めていきたいところです。一言で海外進出といっても様々な形態があると思いますが、どのような国で商標権を取得する必要があるのでしょうか。この問いに対しては、絶対的な回答は存在しません。ただ、下記の基準は、出願国を決定する際の一つの

海外での商標選択のコツは?

グローバル化が進んだ近年では、日本のみならず外国においても同じ商品を販売したりサービスを展開したりすることが多くなっています。その場合に、各国で同一の商標を展開することができれば、ブランド力の向上・強化に伴う種々のメリットを享受することができるでしょう。但し、外国において使用する商標(ネーミング

海外商標出願の必要性

商標権は国ごとに成立し、その効力は登録を受けた国に限られるのが原則です。たとえば、日本で商標権を取得した場合、その権利の効力が及ぶのは日本国内だけです。したがって、外国で商標権の権利行使をするためには、その国において商標権を取得していなければなりません。また、上記のとおり各国の商標権は独立してい

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