コラム

2024年7月号【法務】ニュースレター

7月号【法務】ニュースレター知的財産戦略本部、「知的財産推進計画2024」及び「新たなクールジャパン戦略」を決定2024年6月4日、首相官邸において知的財産戦略本部(本部長=岸田文雄・内閣総理大臣)が開催され、「知的財産推進計画2024」及び「新たなクールジャパン戦略」が決定された。

2024年7月号【総合】ニュースレター

7月号【総合】ニュースレタースタートアップ支援の成果をまとめた「IPAS2023事例集」スタートアップとは、新しい技術やアイデアでビジネスを進めようとする企業を指す。特許庁は、2018年度からIP Acceleration program for Startups(IPAS)を実施し、2

【商標】ゲームソフト業界の皆様へ

はじめに近年、ゲームは著しい進化を遂げております。インベーダーゲームの頃は喫茶店でお金を入れて楽しむ人が多く、ファミリーコンピュータに代表される家庭用ゲーム機の販売以降、家庭でゲームを楽しむ子供や大人が増えました。その後、様々なゲーム機が登場し、プレイステーション・Wii

【商標】美容業界の皆様へ

はじめに美容は、化粧品をはじめマッサージ・サプリメントなどにより、「より美しく、より健康にありたい」という希望を実現し、私たちの生活をより良いものとしてくれる非常に大切なものです。こうした美容におきましては、消費者からのイメージや信頼、すなわちブランドというものが非常に大

【商標】アパレル業界の皆様へ

はじめにアパレル業界の皆様は商標というものを身近に感じやすいものと存じます。特許庁が発表している商標出願件数の統計によれば、2003年から2012年までの10年間で、実に約98,000件もの商標が被服の区分(第25類)で出願されております。これは、商品分野では第1位の第9

【商標】自動車業界の皆様へ

はじめに現在、自動車業界は劇的な変革の時期を迎えつつあります。世界規模で急速に進む環境規制の強化により、二酸化炭素排出のないEV(電気自動車)またはFCV(燃料電池車)がこれからの自動車の世界的標準となる時代がすぐそこまで来ています。このガソリンエンジンを旧時

意匠権侵害が争われた具体的事例を解説

意匠権侵害が争われた具体的事例意匠権は、特許権や商標権などの他の知的財産同様に、自己の意匠について独占的に実施することが出来る強力な権利です。他の企業が、あなたの登録意匠を不法に実施している場合、意匠権を行使して、差止めや損害賠償の請求が可能です。逆にいうと、他社の登録意匠を無断

意匠権の存続期間について

産業財産権と存続期間の関係産業財産権法(特許法、実用新案法、意匠法、商標法)は、単に権利の保護を目的としているだけではなく、産業の発達も目的としています。例えば、特許権で言えば、新しい発明をした人に、一定期間、その発明を独占する権利を与える代わりに、世の中にその発明を公開し、その発明

意匠権と著作権との違いについて解説します

意匠権と著作権の違いについてデザイン(意匠)も著作物も、共に人間により創作されるものです。創作物に関わる意匠権や著作権について、両者で異なる点とはいったい何でしょうか。本記事では、法律における両者の違いについて解説します。まず、意匠権と著作権のそれぞれについて簡潔に説明し

意匠権とはどのような権利? 意匠権の権利対象や権利範囲についてご説明します

意匠権とは意匠権は、知的財産権の1つです。知的財産権には、意匠権の他に、特許権や商標権などがありますが、それぞれ保護される対象が異なります。特許権は技術的思想を、商標権は製品のネーミングや企業ロゴなどを対象とします。それに対して、意匠権は意匠、すなわち工業製品

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